事業の概況(令和2年度) 令和2年度は、未曽有のコロナウイルス感染拡⼤により、飲⾷業や観光業をはじめとする様々な業態が深刻な影響を受け、経済の先⾏きが⾒通せない状況に陥りました。 そして、JAを取り巻く環境では、⾼齢化による就農⼈⼝の減少やマイナス⾦利による収支の悪化などの構造的な厳しさに向き合う中で、政府主導の准組合員の事業利⽤について問う改正農協法施⾏5年後⾒直しが期限となり、これらのことに対処すべく全役職員は⾃ら掲げた創造的⾃⼰改⾰に総⼒を挙げて取り組みました。 信⽤事業・共済事業では、コロナ禍にて友の会等のイベントの⾃粛や訪問活動が制限される中、コンプライアンスを遵守し、貯⾦量の増加拡⼤や融資の伸⻑に取り組むとともに、様々な安⼼保障を網羅した各種共済の提案を⾏うなど、総合事業を活かした、きめ細かなサービスを提供することにより、組合員や地域の方々から必要とされ愛される⾦融機関を目指して活動しました。 経済事業では、組合員や利⽤者の要望に応えるべく、産直市「ええじゃん尾道店」のリニューアルを⾏い、令和3年度で計画していた10億円の売上目標を前倒しして達成することが出来ました。 また、特産農産物ブランド認証では「わけぎ」が新たに認証され、合計7品目となりました。 令和2年度の事業収益では、事業総利益が36億4千万円、事業利益は2億2千万円、経常利益は4億2千万円、当期剰余⾦は2億1千万円を計上しました。 また、⾃⼰資本⽐率については、15.81%となり、財務の健全性は引き続き確保しております。 信⽤事業総利益 17億 3,799万円 共済事業総利益 11億 3,802万円 購買事業総利益 4億 8,628万円 販売事業総利益 1億 5,352万円 ー 8 ー
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